ブログ｜ONO Dental Clinic｜明石市魚住町の一般・小児・矯正歯科、口腔外科

感染症予防のために大事なことは

①感染経路の遮断

②感染源の排除

③抵抗力・免疫力の向上

であることは、前回お伝えしました。

まず先に今回の結論から申しますと、お口の中を清潔に保つことがとても大事だということです。

感染の順番をざっくりとご説明しますと、

ウィルス、細菌は目・鼻・口から感染すると言われております。

また、口の中の汚れ・歯茎の際についている白いものは、『食べかす・磨き残し』ではなく『細菌の塊』です。

この細菌が出す酵素が喉の粘膜を荒らします。

本来、粘膜にはウィルスや細菌を体内に侵入させない防壁があるのですが、

その防壁を壊され荒らされた粘膜に、感染症を引き起こすウィルスや細菌がくっついて、体の中に侵入してしまいます。

体内への侵入を許さないためにも、例えるならば、

戦いで勝つためには、敵の数を減らす（細菌の数を減らす）こと、敵にやられない防壁を作る（免疫力を上げる）ことが重要であることはイメージしやすいと思います。

細菌を減らすためにできることは、歯磨き・ブラッシングですよね。

感染症においても人類と細菌・ウィルスとの闘いであることは変わりありません。

しっかり敵の数を減らして、汚いお口から綺麗なお口へ、戦いに勝利しましょう。